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今月から週2、3回、夜に実家の皿洗いを手伝うことにした。
家事全般も外出もできてはいるけれど、 夜はさすがにかなり疲れている様子の母が以前から気になっていた。 最近少し余裕が出てきたので、できる日限定ということで始めてみた。 しかし、こちらの思惑とは裏腹に、誰かいるとがぜん張り切る母。 残りご飯でおにぎりを作るから持っていけなどと、立ち働いている。 親心はありがたいが、こちらが無理して時間を作っているのは何のためか考えてほしいものだ。 JUGEMテーマ:日記・一般 昨年ぐらいから親戚とか友だちとかの入院や手術の連絡が多くなっている。
その反面、赤ちゃんが生まれたというのは、めったにない。 家の中では20代が3人いて若さを振りまいているけれど、 少子高齢化は自分の回りでも着実に進行しているのだ。 知っている人が高齢で入院していて、それを心のどこかで常に案じているというのは、 たとえその人が平均の寿命をクリアしていようとも、やはりどこか気の晴れないものである。 そういう相手が、1人、2人と増えていく、 言い方を変えればそういう相手を抱えて生活するのが、私たちの年代の仕事なのだろう。 雨のせいなのか、今夜はちょっとブルーな心境だったりするのであった。 JUGEMテーマ:日記・一般 会いに行くと、義母が私の服にコメントしてくれることが増えた。
もう少し色のついたものを着なさいとか、 今日の服はいいじゃないとか、 もともとおしゃれな人なのでコメントも的確なのだ。 自分に起きている老いという現実を受け止めたからだろうか。 こちらが戸惑うような言動は影をひそめ、日に日に穏やかになる。 時間をひねり出すのが大変だと思うこともあるけれど、 生きることと死ぬことについて考えさせてくれる大切な時間になっている。 JUGEMテーマ:日記・一般 今日の行き先は電車だととても不便。
遠回りだし、都心の混んだ駅で乗り換えることを考えるとバスがいいかなあ。 二十分ぐらい歩けば一本で行けそうな路線を見つけた。 でも、本数が少なすぎ。 一本逃すと三十分待つことになる。 これから通わなければならないから、できるだけストレスのかからない通い方を見つけたい。 図書館を出て歩き出した時、きゃんきゃん鳴く犬の声。
つないでいた犬を忘れて帰るところだった。 謝ったけど、置き去りにされる危険を感じた犬に散々怒られた。 このところ気を抜けない状態が続いていたから、ちょっとぼぉーっとしてしまった。 それにしてもあんまりだよね。 ごめん、ごめん。 介護で大変なことは相手の性格や状態によって変わるのだが、
あなどれないのは感情を受け止めることだ。 最近になって感情労働という言葉を知り、なるほどと思った。 体を動かすわけではないけれど、恐ろしく集中を要する、疲れる仕事だ。 感情労働の代表である看護や介護に燃え尽きる人が多いのもわかる気がする。。 現在の介護でも、負担がかかっているのは連れ合いだ。 何を言っても否定せずに丁寧に聴いているつもりだが、 ヨメは他人だから遠慮もあるし、何を言っても振り回せない私は物足りないらしく、 いちいち反応してくれる連れ合いを待ちかねて発散している。 先週ダウンして原因はストレスと医者に言われた友人は、 電話でよく親の愚痴につき合っていたそうだ。 親とすれば子に思いを聴いてもらうのは当然と思っているのだが、 それを受け止める子には健康を害しかねないほどの負担がかかっている。 家族の介護でも、職業でも、 感情労働について、きちんと評価して、分担したり報われる仕組みが必要だと思う。 もっとも介護される人も相手を見て一番当たりやすい人に当たるから、 分担はなかなかむずかしいだろうけれど。 用事の時間が後ろにずれこんだために、ヘルパーさんとまるまる1時間バッティング。
私が家事や話し相手をするとヘルパーさんがやりにくかろうと、私は庭に回ることにした。 介護の体制が整って親の気持ちが安定するまでは庭にはとても手が回らなかったので、 枝は伸び放題、雑草も茂り放題だった。 外に張り出した枝は夫が刈り込み、雑草も一度抜いたのだが、 まだまだ雑然としていたのでちょうどいいタイミングだ。 通路をふさぐ邪魔な枝は刈り、立ち枯れている猫じゃらしを片っ端から抜く。 木にからみついていたつるを引きはがし、ロケット状になった草も少しは抜いた。 風もなく暖かかったので、動いているうちに汗ばむほどに。 30分もしないうちに45Lのゴミ袋がいっぱいになった。 猫の額ほどの広さでよくこれだけ茂ったものだ。 色付きかけた万両を見つけて、竹の節風の容器に挿してテーブルに飾る。 花の好きな親はまだ緑の実が暖房のためかみるみるうちに赤みが増したのを見逃さなかった。 次第に色づく万両に季節を感じてもらえればいいと思う。 週に8時間。
同居した方が楽なんじゃないかと思うこともある。 犬が好きだから、駄犬でも喜んでもらえるだろうし。 でも夜中に何度も起きる体力はないし、 女の子が遅くまで帰らないなんてと激怒するだろうし、 本当に切り出す気持ちは99パーセントないけれど。 疲れた日には、ふっとそんなことを考えてみる。 特に緊急の病気はないけれど見守りや食事の世話が必要な80代の姑と、
普段は元気だけれど39度の熱を出して苦しそうな10代の娘と、 一度にどちらかにしかいられないとしたら、あなたはどうしますか? 祝日でデイがない姑のところへ迷うこともなく介護に出かけた帰り道、 携帯に入った娘のSOS。 前日から熱を出していることは知っていたけれど、 本人もいつも1日で下がると言っていたのでさっさと出かけたのだが、 2日目も熱は下がらず、頭痛もひどくて、参っていたらしい。 アイスクリームやプリンを買い込んで帰宅し、頭を冷やす。 しばらくしたらシャワーを浴びたり、少しだけ食事も食べた。 ほとんど大人とはいっても、夜まで一人っきりでいたのも心細かったらしい。 今朝は37度台に下がってひと安心。 しかし今度同じことがあったらどうしようか。 たぶん早めに切り上げるにしても、やはり高齢者の方に行ってしまうだろうと思う。 でもこの子は小学生の時にもジジババのダブル入院で寂しい思いをしている。 こちらとしても、いつも後まわしというのはやるせない。 その時その時で判断するほかないのだが、こんな決断はあんまりしたくないものだ。 |
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